サッカー日本代表は18日、キリンチャレンジカップ2025(国際親善試合)でボリビア代表と対戦し、3-0で快勝した。途中出場で存在感を示した上田綺世は、試合を振り返りながら自身のプレーや代表活動の総括、今後への意気込みを語った。
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途中出場で存在感を示した上田綺世

【写真:田中伸弥】
短時間の出場ながらも、上田綺世は幾度となく見せ場を作った。
「自分たちがボールをうまく扱えない時間が長かったので、テンポを変えられたらいいなと思っていました」と試合を振り返る。
交代選手として求められる働きについては「(ピッチの)中で足りない部分を補う役割もあると思うので、なかなか自分たちの時間が作れない中で、2点取って楽にゲームを締められたっていうのは、交代選手の役割としては良かった」と手応えを語った。
今年の代表活動については「予選からキリンチャレンジカップまで、いろんな国と戦いながら高い基準を持って一年間やってきた。うまくいく試合もあれば、そうでない試合もあるが、その中で修正案を出しながら(プレー)できた」と振り返る。
さらに、「次の3月に出た課題をワールドカップ(W杯)までにどうするかっていうところが必要になってくる」と視線はすでに先へ向いている。
また、今後については「まずは怪我をしないこと。あとはチームで3月までしっかり自分と向き合ってプレーし続けること」と言葉に力を込める。
所属するフェイエノールトでは今シーズン12試合13得点と絶好調。成長への実感も強い。
「成長率は悪くないと思っている。上手くいかないシーズンの方が個人的には多かったと思っていますけど、今年はそこそこうまくいってて、刺激とか課題にしっかり向き合ってきたからこそ、今の状態があると思っている。とりあえずハーフシーズンが終わるまでしっかり続けていきたい」と今後の継続を誓った。
この日も決定的なプレーを見せた上田。今後も日本代表の攻撃の起点として、その存在感を示し続けるだろう。
(取材:竹中愛美 、文・構成:編集部)
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