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「やっと結果を残せた」 サッカー日本代表・町野修斗、途中出場から即ゴールで存在感「僕自身、必要としていた」

text by 編集部 photo by 田中伸弥

 サッカー日本代表は18日、国立競技場でキリンチャレンジカップ2025 ボリビア代表と対戦。年内最後のテストマッチを3-0で快勝した。途中出場から追加点を挙げた町野修斗が、「やっと結果を残せた。僕自身、必要としていた」と胸中を明かした。
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町野修斗がわずか4分で結果を残す

サッカー日本代表FW町野修斗
【写真:田中伸弥】


 日本がやや押し込まれる状態となっていた中、上田綺世と中村敬斗と共に67分からピッチに立った町野。

 代表での序列を考えれば、上田と中村よりも結果が求められる立場にあった26歳は、出場してから僅か4分後、中村からのグラウンダーの折り返しを押し込み、追加点を挙げた。

「やっと結果を残せた。僕自身、必要としていたので、非常に嬉しい」と町野は率直な気持ちを明かした。

 中村と組んだシャドーの位置でのプレーには、ゴール前に入っていくことを特に意識していたという。

「(敬斗は)ドリブルも、足元の技術もある。そこは敬斗に任せつつ、最後の部分で入っていくところは、僕ができたと思う。それが結果につながった」と手応えを口にした。

 11月シリーズでは、シャドーに久保建英と南野拓実が2試合続けて先発した一方で、ロングボールの的にもなり、攻撃の起点としても機能できる町野の存在には、大きな可能性が感じられた。

 町野は「シャドーで出たからと言って、アシストを増やそうとかは僕自身、思っていない。やはり、ゴールと言う数字を残したい」とコメントしたうえで「どこで出たとしても、日本のために戦う気持ちは持っている」と力強く語った。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

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【了】

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