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想像以上の活躍!? サッカー日本代表、11月シリーズで評価を上げた5人。ピッチ内で素晴らしかったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 サッカー日本代表は11月シリーズでガーナ代表、ボリビア代表と対戦。それぞれ2-0、3-0と快勝を収め、来年に迫るFIFAワールドカップ(W杯)に向けてまた一歩前進した。そんな11月シリーズで、株を上げた選手はいるのだろうか。今回は11月の2試合で評価を高めた選手を紹介する。[5/5ページ]
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FW:町野修斗(まちの・しゅうと)

町野修斗 日本代表
【写真:Getty Images】

生年月日:1999年9月30日(26歳)
日本代表通算成績:13試合5ゴール2アシスト
11月シリーズ成績:1試合1ゴール0アシスト

 11月シリーズでは、町野修斗に久しぶりのゴールが生まれた。

 同選手は、先月のパラグアイ代表戦、ブラジル代表戦に続きシャドーでプレー。ようやく目に見える結果を残したことは、競争が激しいアタッカー陣の中で大きなアピールになったと言えるだろう。

 ドイツでプレーする町野は、ボリビア戦で67分から出場した。

 投入直後から果敢なプレスを仕掛け、献身的な姿勢を見せると、71分には自身の動きから決定機を創出。ポケットに侵入した中村の折り返しをワンタッチで合わせ、ゴールネットを揺らした。

 ゴール後には、イングランド代表FWハリー・ケインのゴールセレブレーションを真似た「飛ばないケイン」を披露する。

 日本サッカー協会の公式YouTubeチャンネルで公開中の『Team Cam』で話題となったパフォーマンスで会場を沸かせた。

 ただ、この日の町野はストライカーとしての決定力に加え、シャドーとしてアレンジの利いたプレーも光っていたことも忘れてはならない。

 ロングボールのターゲットになりつつ、ライン間でパスを引き出して攻撃の起点に。得点以外の局面でも存在感を発揮した。

 絶対的なストライカー・上田綺世の“2番手”は長く定まっていなかったが、短い出場時間で結果を残した町野はライバルたちをリードしたと言える。

 185cmとサイズのあるシャドーは現在の日本代表では希少で、他のアタッカーと“キャラ被り”しない点も強み。戦術的な幅を広げるキーマンになり得るだろう。

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【了】

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