セルティックに所属する28歳の日本代表FW前田大然は、ワールドカップイヤーの来年1月に移籍するかもしれない。移籍専門家のファブリツィオ・ロマーノ記者は、その可能性を認めつつ、先に監督の問題を解決する必要があるとの見解を示した。英メディア『ギブミースポーツ』に寄稿したニュースレターにて19日に報じている。
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前田大然、ワールドカップイヤーの移籍はリスクもあるが…
前田は昨季、公式戦51試合に出場して33得点12アシストを記録し、スコットランドPFA年間最優秀選手賞に輝いた。
その活躍を受け、今夏の移籍市場ではオファーを提示したクラブもあったが、移籍は実現せず。
セルティックが代役を確保できなかったため、最終的に移籍を阻止する形で残留が決定したと考えられている。
ただ、前田の引き留めを強く望んだブレンダン・ロジャーズ監督が電撃辞任したことで、同選手の状況が変わりつつある。
暫定的にマーティン・オニール氏がセルティックを率いているが、チームは次期監督としてウィルフリード・ナンシー氏の招聘に動いているようだ。
それを踏まえ、ロマーノ記者は「(前田が移籍する)可能性はある。
ただ、まずは監督の件が片付くのを待とう」と、ニュースレターで述べている。
依然として前田がセルティックを退団するとの見方は強まっているが、2026年にはW杯が開催されるだけに、リスクを負ってまで来年1月に他クラブへ移る決断を下すかどうかは不透明だ。
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