国際サッカー連盟(FIFA)が19日に最新のFIFAランキングを発表した。日本は1つ順位を上げて18位となり、ポット1に入る12チームも確定している。そこで英紙『メトロ』は19日、イングランド代表にとって最高の組み合わせと、最悪のグループ分けを予想した。
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サッカー日本代表と同組の可能性、強豪が恐れる?
日本は直近の試合でブラジル代表、ガーナ代表、ボリビア代表を下して3連勝で2025年を締め括っている。
史上初めてポット2の一角として、12月5日に行われるワールドカップ抽選会に臨む予定だ。
2026年のW杯から出場国が48カ国に拡大したことにより、ポット分けの時点で前例のない方式が採用されている。
4つのポットに12チームずつ分けられ、それぞれのポットから各4チームずつ12グループに振り分けられることになる。
そして、イングランドが最も注目しているのが、ポット2の対戦相手だ。
11月のFIFAランキングが確定したことにより、ポット2にはクロアチア、モロッコ、コロンビア、ウルグアイ、スイス、日本、セネガル、イラン、韓国、エクアドル、オーストリア、オーストラリアが入っている。
この中でもクロアチアはFIFAランキング10位で最も高く、2018年のW杯では決勝進出の大躍進を遂げ、最終的に準優勝に終わった。
しかし、同メディアは組み合わせ抽選会の最悪シナリオとして、イングランド、日本、ノルウェー、ガーナとしている。
ポット4に関しては、欧州プレーオフや大陸間プレーオフの結果次第などの理由から、すでに本大会出場が確定しているチームの中からガーナ代表を選んだのかもしれない。
ノルウェー代表は近年急成長を果たしているチームであり、マンチェスター・シティで活躍するアーリング・ハーランドの存在は脅威となるだろう。
ポット2については「FIFAランキングだけで見れば、クロアチアがイングランドにとって最も避けたい欧州の相手となる」としながらも、日本を選出した。
続けて「スター選手揃いのチーム、強豪チーム、そしてダークホースとなる可能性のあるチームまで、様々なチームが散らばっており、ハリー・ケイン擁するイングランドが厄介な組み合わせに直面するシナリオは数多くある」と伝えている。
なお、イングランドにとって最高の組み合わせは、イングランド、オーストリア、南アフリカ、ニューカレドニア(大陸間プレーオフ進出)となっている。
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