FIFAワールドカップ26欧州予選・グループCの最終節、スコットランド代表対デンマーク代表の試合が現地時間18日に行われ、スコットランドが4-2で勝利した。この試合の後半アディショナルタイム（後半AT）に、スコットランド代表MFケニー・マクリーンがピッチ中央から圧巻のロングシュートを突き刺し、スコットランドをW杯本大会に導いている。
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スコットランドの勝利を決定づけた一撃

【写真：Getty Images】

　スコットランドがホームにデンマークを迎えた一戦。

　3分、スコットランドはMFスコット・マクトミネイのゴールで先制に成功する。

　しかし、57分にPKを与えてしまうと、これをFWラスムス・ホイルンドが冷静に沈めた。

　それでも、78分にFWローレンス・シャンクランドのゴールで2-1とするも、82分にはデンマークDFパトリック・ドルグに同点とされてしまう。

　迎えた後半AT、DFキーラン・ティアニーが豪快なミドルシュートを決めて、スコットランドが3-2とした。

　さらに試合終了間際には、前がかりになったデンマークからスコットランドがダメ押しゴールを奪う。

　MFモルテン・ヒュルマンドのパスをカットすることに成功したケニー・マクリーンは、ドリブルでボールを前に運ぶと、デンマークのGKカスパー・シュマイケルが前に出ているのを確認してピッチ中央からゴールを狙った。

　ケニー・マクリーンの放った強烈なシュートに対してシュマイケルは懸命に下がって止めようとしたものの、ボールはネットに吸い込まれている。

　そのまま試合は終了し、デンマークを4-2で下したスコットランドが7大会ぶりとなる本大会出場を決めた。