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呼ばれるか微妙…サッカー日本代表、W杯メンバー当落線上の5人。ギリギリのラインに立っているのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 サッカー日本代表の2025年の日程が終了した。2026 FIFAワールドカップ(W杯)出場権を獲得し、本大会行きを懸けた激しいサバイバルが始まっている。その中で、現時点で当落線上にいる選手は誰なのか。今回は5人をピックアップして紹介する。(成績は20日時点の『transfermarkt』を参照)[5/5ページ]
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DF:長友佑都(ながとも・ゆうと)

サッカー日本代表DF長友佑都
【写真:Getty Images】

生年月日:1996年9月12日(39歳)
所属クラブ:FC東京
2025リーグ戦成績:25試合0ゴール2アシスト
日本代表通算成績:144試合4ゴール28アシスト

 長友佑都は、サッカー日本代表歴代2位となる144試合出場を誇り、5大会連続のFIFAワールドカップ(W杯)出場を目指すレジェンドだ。

 しかし、今回のW杯でのメンバー入りが確実とは言えない。

 2022年のカタールW杯で4試合全てに出場した長友は、2024年のアジア2次予選以降は森保一監督に招集され続けてきた。

 しかし、経験値やチームに与える好影響を加味しての招集であることは明らか。

 実際にカタールW杯以後で出場したのは、今年7月のEAFF E-1サッカー選手権の中国代表戦と同9月のアメリカ合衆国代表戦の2試合のみ。

 それも、W杯本番ならまずあり得ないとみられる3バックの一角としての起用だった。

 招集されても試合ではベンチ外になることも多く、戦力としてはほとんどカウントされていないといってもいい状況だ。

 それでも招集され続けるということは、森保監督がその存在価値を高く評価している証左だ。

「彼がもたらしてくれるものは本当にたくさんあります。カタールのW杯以来、代表戦に出場していないと聞きましたが、彼の存在は常にピッチ上にいると思っているくらい、そんなに長期間試合に出ていなかったのかなっていう印象を持っています」

 これはアメリカ戦後、森保監督が語った言葉。その信頼の厚さがうかがえる。

 だからこそ、このまま本大会に同行させると考えるのは自然だ。ただし、連れて行ける人数が限られるW杯本番で、貴重な1枠を長友に割くとは限らない。

 招集されても、されなくても、議論は避けられない。果たして森保監督はどんな決断を下すのか。

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【了】

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