サッカー日本代表はポット2、ノルウェー代表はポット3の一角として、12月6日に行われるワールドカップ組み合わせ抽選会に臨む。この2チームは急成長を遂げており、世界の国々は非常に警戒しているようだ。英メディア『トライバル・フットボール』は20日、2026年のW杯優勝候補のトップ10を発表し、この2カ国を選出している。
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日本とノルウェー、急成長の2チームに世界が警戒
日本はカナダ・メキシコ・米国の開催国以外で、世界最速のW杯出場を決めた。
その後、国際親善試合とは言え、史上初めてFIFAランキング5位のブラジル代表を相手に、2点ビハインドから3点奪って大逆転勝利を収めている。
過去のW杯ではドイツ代表、スペイン代表を下す波乱も巻き起こしており、世界に衝撃を与え続けていた。
それ故に、日本は挑戦者という立場ではなく、強豪国に肩を並べつつある新たな国として、世界に認識され始めている。
また、日本と同様に徐々に存在感を増しているのが、FIFAランキング29位のノルウェーだ。
ノルウェーは1998年のW杯でベスト16入りを果たす過去最高成績を残して以降、本大会に出場できない日々が続いていた。
しかし、近年ではアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)、マルティン・ウーデゴール(アーセナル)、アレクサンダー・セルロート(アトレティコ・マドリード)といった選手の台頭や、ストーレ・ソルバッケン監督のもとで攻撃的スタイルを磨いてきたことから、強力なチームへと変貌している。
その結果、イタリア代表と同組のグループIで8戦全勝、37得点5失点という驚異的な成果を残した。
それだけにポット3の中では別格の存在として、他国から恐れられている。
同メディアはタイトルに「2026年のW杯パワーランキング。上位4カ国はほぼ確定だが、日本とノルウェーは“アンダードッグ”だ」とつけ、
「今回のW杯では、史上最大規模の48カ国が参加する。
では、その中で最も優勝に近いのはどの国だろうか?」というテーマで順位付けした。
1位から順にスペイン、アルゼンチン、イングランド、フランス、ポルトガル、ブラジルと並び、7位にはノルウェーが入っている。
続いて8位にはモロッコ。9位にはオランダ。そして、10位には日本を選出した。
日本についての寸評では「前回の代表戦でブラジルに勝利し、すでにトップ10入り目前まで来ていた。
その後、ガーナとボリビアにも連勝し、ランクインを果たした。
世界チャンピオンになる可能性があるとの声も挙がっているが、さすがにそれは少し言い過ぎかもしれない。
とはいえ、全ポジションに実力者が揃い、直近23試合でわずか2敗という成績を考えると、確かに要注目のチームだ」と伝えている。
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