来年に迫るFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会への出場国も続々と決まり、世界中で話題になっている。各代表チームの現状は、どの国にとっても気になるものだろう。では、いま世界で最も市場価値が高いのはどこなのか。『transfermarkt』が算出したデータを基に、ランキング形式で紹介する。※メンバーは最新のもの[3/5ページ]
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3位:スペイン代表

【写真:Getty Images】
総市場価値:9億1900万ユーロ(約1562億3000万円)
最新FIFAランキング:1位
最も市場価値の高い選手:パウ・クバルシ
EURO2024(欧州選手権)で見事に大会優勝を果たしたスペイン代表は、今回ラミン・ヤマル(2億ユーロ/約340億円)やペドリ(1億4000万ユーロ/約238億円)を怪我で欠き、総市場価値が9億1900万ユーロ(約1562億3000万円)に落ち込んでいる。
しかし、EUROを制した同代表の地力は強く、FIFFAワールドカップ(W杯)26欧州予選では、同組にジョージアやトルコが入る厄介なグループのなかで6戦無敗。無傷でW杯出場を手中に収めている。
今回代表に選ばれた選手の中で市場価値が最も高いのはパウ・クバルシで、8000万ユーロ(約136億円)となった。
ヤマルらがいないため最大値は他国と比べてもそこまで高くないが、4000万ユーロ(約68億円)以上の選手が過半数以上の13人在籍しており、選手のレベルの平均値が高いことが分かる。
2022年に行われたカタールW杯以降の37試合でわずか3敗と、まさに完璧な仕上がりを見せているスペイン代表。
無敵艦隊復活のときはすぐそこに迫っている。