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いま世界で最も高いのは? 代表チーム最新市場価値ランキング6~10位。意外な国もランクイン!?

シリーズ:代表チーム市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 来年に迫るFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会への出場国も続々と決まり、世界中で話題になっている。各代表チームの現状は、どの国にとっても気になるものだろう。では、いま世界で最も市場価値が高いのはどこなのか。『transfermarkt』が算出したデータを基に、ランキング形式で紹介する。※メンバーは最新のもの[4/5ページ]
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7位:ドイツ代表


【写真:Getty Images】

総市場価値: 8億200万ユーロ(約1363億4000万円)
最新FIFAランキング: 9位
最も市場価値の高い選手:フロリアン・ヴィルツ

 2014年に行われたブラジルワールドカップで、アルゼンチン代表を下し世界の頂点に立ったドイツ代表。しかし、以降は魔法が解けてしまったかのように、W杯では早期敗退を繰り返している。

 2023年に監督がハンジ・フリックからユリアン・ナーゲルスマンに代わり再建を図ったものの、EURO2024(欧州選手権)ではベスト8、UEFAネーションズリーグでは3位決定戦でフランス代表に敗れるなど、いまひとつな結果が続いている。

 来年のW杯北中米大会では、過去2大会分の鬱憤を晴らすような結果を期待したい。

 ドイツ代表で最も市場価値が高い選手はフロリアン・ヴィルツで、1億3000万ユーロ(約221億円)となった。

 レバークーゼンで無敗優勝の立役者となった若き天才は、バイエルン・ミュンヘン移籍が確実視されていた中、急転直下で今夏リヴァプールへと加入。

 現在はなかなか結果がついてこない試合が続いているが、代表では毎試合ハイパフォーマンスを発揮しており、心配はいらなそうだ。

 そんなヴィルツに次いで2番目に市場価値が高いのがニック・ヴォルデマーデ(6500万ユーロ/約110億5000万円)だ。

 198cmの長躯でありながら足元の技術と独特なリズム感を併せ持ち、新天地のニューカッスルではすでにリーグ戦4ゴールを記録している。

 ミロスラフ・クローゼ、マリオ・ゴメス、トーマス・ミュラー以来空席となっていたストライカーの座にヴォルデマーデが収まれば、この帝国が再び栄光をつかみ取る日も近いはずだ。

 上位2人のプレミアリーガーの下には、バイエルンやドルトムントなどブンデスリーガのクラブ在籍選手が並ぶ。

 最新メンバーの最多選出はやはりバイエルンで、5人がドイツ代表に選出されている。

 なお、同クラブに所属するジャマル・ムシアラの市場価値は1億4000万ユーロ(約238億円)で、大けがによる離脱がなければ、同代表内でトップの市場価値となっていた。

 W杯予選ではヴォルデマーデが4ゴールを挙げる活躍で、19大会連続の本大会出場を決めている。

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