来年に迫るFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会への出場国も続々と決まり、世界中で話題になっている。各代表チームの現状は、どの国にとっても気になるものだろう。では、いま世界で最も市場価値が高いのはどこなのか。『transfermarkt』が算出したデータを基に、ランキング形式で紹介する。※メンバーは最新のもの[5/5ページ]
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6位:ポルトガル代表

【写真:Getty Images】
総市場価値: 8億1000万ユーロ(約1377億円)
最新FIFAランキング: 6位
最も市場価値の高い選手:ヴィティーニャ、ジョアン・ネヴェス
UEFAネーションズリーグでスペイン代表を下し、2度目の優勝を果たしたポルトガル代表は、総市場価値が8億1000万ユーロ(約1377億円)となっている。
クリスティアーノ・ロナウドが先頭に立ち引っ張ってきた中で、同代表は各ポジションにワールドクラスの選手を保有するタレント集団へと成長した。
その中でも一際輝いているのは中盤の層の厚さだ。
成長著しいヴィティーニャやジョアン・ネヴィスに加え、ブルーノ・フェルナンデスやベルナルド・シウバといったワールドクラスのベテランも抱えている。様々な組み合わせが考えられ、そのどれもが強力なユニットとなるだろう。
近年は特にパリ・サンジェルマン勢の台頭が著しく、同クラブの中盤を支配するヴィティーニャとネヴィスは、それぞれ9000万ユーロ(約153億円)で代表トップの市場価値を叩き出している。
PSGにはほかにもゴンサロ・ラモスや、今回は招集外となったがヌーノ・メンデスが在籍しており、ポルトガル代表の根幹を担っている。
ポルトガル代表のもうひとつの特徴は、サウジリーグに在籍する選手の多さだ。
同国の英雄となったC・ロナウドがサウジに渡った影響からか、ジョアン・フェリックス、ルベン・ネヴェス、ジョアン・カンセロと現在4選手がサウジのクラブに在籍している。
C・ロナウドにとって次回のW杯はおそらく最後の大会となるだろう。
これまで獲得し得なかった唯一のタイトルを、史上最高のストライカーは虎視眈々と狙っている。
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