FIFAU-17ワールドカップカタール2025・ラウンド16、U-17北朝鮮代表対U-17サッカー日本代表の試合が18日に行われ、PK戦の末に日本が勝利した。英メディア『GIVEMESPORT』は20日に、この試合を行う前の挨拶で北朝鮮の選手たちが日本の選手たちに対して、暴力的な行為に及んだことを驚きとともに伝えている。
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北朝鮮の行為に驚きの英メディア
【写真:Getty Images】
英メディアが注目したのは、北朝鮮対日本の試合の前に両チームの選手が挨拶を交わしたシーンだ。
本来であれば両チームの選手が握手やハイタッチなどで軽く挨拶をする場面だが、日本の選手が手を差し出した際に、北朝鮮の選手が拳を叩きつけるような暴力的な“グータッチ”を行う選手が複数いた。
同メディアは、「北朝鮮の選手たちが日本の選手を殴打したことで論争が巻き起こっている。試合前に選手たちがピッチで並んでいる際に、不快で奇妙な光景がいくつか見られた」と前置きし、北朝鮮の行為を次のように伝えている。
「選手たちが整列して互いに挨拶する際に、軽いこぶしのタッチやハイタッチといった“通常”のやり取りではなく、北朝鮮の選手たちが日本の選手たちを激しく殴りつけるという衝撃的な映像がカメラに捉えられた」
また、「北朝鮮は重要な試合を前にライバルに対して優位に立とうとしていたのは明らかだった。しかし、その試みは失敗に終わりPK戦で敗れている」と、日本の選手たちを威嚇して試合を優位に進める意図の下で行われたのではないかと指摘した。