イングランド・プレミアリーグ第12節、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC対クリスタル・パレス(C・パレス)の試合が現地時間22日に行われ、C・パレスが2-0で勝利した。この試合では、C・パレスに所属するMFジェレミ・ピノが圧巻の一撃を沈めて、チームの勝利に大きく貢献している。
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ピノがスーパーゴール!
【写真:Getty Images】
今季ここまで2分9敗と勝利のないウルブスのホームにC・パレスが乗り込んだ一戦。
チームを率いるオリヴァー・グラスナー監督は、DFマーク・グエーイ、MF鎌田大地、FWジャン=フィリップ・マテタらを先発に起用している。
前半は、両チームともにチャンスを作っていたものの、どちらもゴールを決めきることができずに試合を折り返した。
迎えた63分、C・パレスがスコアを動かした。
コーナーキックのチャンスを得たC・パレスは、鎌田がキッカーを務めた。ショートコーナから細かく繋いで、最後はペナルティエリア手前にいたMFアダム・ウォートンがシュートを放つもブロックされてしまう。
しかし、こぼれ球をDFダニエル・ムニョスが蹴り込み、チームに貴重な先制点をもたらしている。
さらに直後の69分、ピノがスーパーゴールで追加点を記録した。
DFタイリック・ミッチェルがゴール前に送ったクロスは弾き返されてしまったものの、相手のクリアボールに鎌田の足が当たりコースが変わる。
こぼれ球を回収したウォートンがペナルティエリア手前にいたピノにパスを送ると、ピノはワンタッチでボールの位置を修正し、豪快に右足を振り抜いた。
ピノの放った強烈な一撃は、芸術的な弧を描きながらGKサム・ジョンストンの手を弾いて、ゴールに吸い込まれている。
そのまま試合は終了し、C・パレスが2-0でウルブスに勝利した。