ドイツ・ブンデスリーガ第11節、バイエルン・ミュンヘン対フライブルクの試合が現地時間22日に行われ、バイエルンが6-2で勝利した。この試合に途中出場したバイエルンに所属するサッカー日本代表DF伊藤洋輝は、絶妙なロングパスでFWミカエル・オリーズのゴールを演出し、チームの勝利に大きく貢献している。
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伊藤洋輝が途中出場からアシスト
【写真:Getty Images】
10試合を終えた時点で9勝1分と絶好調のバイエルンがフライブルクをホームに迎えた一戦。
チームを率いるヴァンサン・コンパニ監督は、DFダヨ・ウパメカノ、MFアレクサンダル・パヴロヴィッチ、FWハリー・ケインらを先発に起用した。なお、フライブルクに所属するサッカー日本代表MF鈴木唯人は先発出場を果たしている。
12分、フライブルクはコーナーキックのチャンスから、鈴木が強烈な一撃を突き刺し、先制点を記録した。直後の17分にも追加点を決めて、バイエルンが2点を追いかける展開となる。
しかし、22分、前半アディショナルタイムと立て続けにゴールを決めて、2-2で試合を折り返した。
すると、後半はホームチームがフライブルクを圧倒する。55分にウパメカノのゴールで逆転に成功すると、60分にケイン、78分にFWニコラス・ジャクソンが追加点を決めて、5-2とした。
3点リードした展開で迎えた83分、右中足骨の骨折で長期離脱していた伊藤が途中出場でピッチに立った。伊藤がリーグ戦に出場するのは、3月29日のザンクトパウリ戦以来となる。
そんな伊藤が復帰戦でアシストを記録した。
ピッチ中央付近でボールを持った伊藤は、前線の様子を伺いながら右サイドのオリーズへとロングボールを送る。日本代表DFから絶妙なロングパスを受けたオリーズは、鋭いカットインから左足を振り抜き、ネットを揺らした。
そのまま試合は終了し、バイエルンが6-2で勝利している。