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フォーカス 2週間前

最も重宝されたのは? サッカー日本代表、2025年出場時間ランキング6~10位。森保ジャパンで大活躍の男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 サッカー日本代表の2025年の日程が終了した。3月のバーレーン代表戦で2026 FIFAワールドカップ(W杯)出場権を獲得し、その後は本大会のメンバーに選ばれるためのサバイバルが始まっている。その中で、森保一監督に最も重宝されたのは誰なのか。今回は、2025年の国際Aマッチにおける出場時間をランキング形式で紹介する。(スタッツは『Sofascore』を参照)[4/5ページ]
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7位:堂安律(どうあん・りつ)

サッカー日本代表の堂安律
【写真:Getty Images】

生年月日:1998年6月16日(27歳)
2025年出場時間:448分
2025年日本代表成績:7試合1ゴール0アシスト

 サッカー日本代表の背番号10を背負う堂安律は、2025年の国際Aマッチで7試合に出場し、計448分間プレーした。

 日本代表にはウイングバックを担える選手がそろう中で、最も多くの出場機会を得たのが堂安だった。

 2026 FIFAワールドカップ(W杯)本大会行きを決めたあとの6月シリーズではメンバー外となったが、それ以外の試合ではほぼすべてに先発出場。森保一監督からの厚い信頼をうかがわせる起用ぶりだった。

 右サイドでパスを受けてゲームを組み立てるだけでなく、近年は裏への飛び出しにも磨きがかかり、攻撃の選択肢を広げている。

 久保建英とは世代別代表からの付き合いもあり、互いの動きを熟知。時にはポジションを入れ替える柔軟性も見せ、日本の攻撃における重要なピースとなっている。

 守備面でも高い強度を発揮し、10月のブラジル代表戦では世界トップレベルの選手たちに対して果敢にデュエルを挑み、攻守両面で存在感を示した。

攻撃的な印象が強い堂安だが、その守備力も信頼されての先発起用だろう。

 右サイドにはスピードを武器に縦に仕掛ける伊東純也もいる。異なるタイプの両者を交互に起用することで、相手守備陣に与える脅威は一層増している。

 11月のガーナ代表戦では、得意の左足カットインから代表で1年5カ月ぶりとなるゴールを記録し、その存在感を改めて示した。

 今年夏には、フライブルクからフランクフルトに移籍。すぐにレギュラーポジションを勝ち取り、すでにリーグ戦で3ゴール3アシストを記録している。

 W杯イヤーの移籍はリスクもあるが、それでも成長を選ぶ姿勢が、代表での活躍にもつながっている。

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