オランダ・エールディヴィジ第13節、フェイエノールト対NECナイメヘンの試合が現地時間23日に行われ、NECが4-2で勝利した。この試合では、NECに所属する塩貝健人が試合終了間際に2ゴールを決める活躍で、勝利の立役者となっている。
——————————
圧巻の2ゴールで勝利に導く
【写真:Getty Images】
12試合を消化した時点でリーグ2位のフェイエノールトのホームにNECが乗り込んだ一戦。
NECに所属するMF佐野航大、FW小川航基は先発出場を果たした。なお、塩貝はベンチスタートとなっている。一方で、フェイエノールトに所属するDF渡辺剛、FW上田綺世らは、日本代表から帰還した一戦でスタメンに名を連ねた。
37分にNECが先制するも、前半アディショナルタイムにFWレオ・ザウアーのゴールでフェイエノールトが同点とする。
迎えた56分、ホームチームはDFバルト・ニューコープの得点で逆転に成功するも、その直後にMFノエ・ルブレトンのヘディング弾でNECが2-2とした。
同点のまま試合終了の笛を迎えるかと思われた84分、途中出場の塩貝がクロスに合わせてNECが3-2とする。
さらに、後半アディショナルタイム、塩貝がスーパーゴールを決めた。
味方のクリアボールを前線で収めることに成功した佐野は、塩貝へと渡す。
フェイエノールトが前がかりになっていたのを見逃さなかった塩貝は、ピッチ中央付近からロングシュートを放ち、ネットを揺らしている。
塩貝の2ゴールで4-2としたNECはフェイエノールトに勝利し、4位に浮上している。