FIFAU-17ワールドカップカタール2025・ラウンド16、U-17北朝鮮代表対U-17サッカー日本代表の試合が18日に行われ、PK戦の末に日本が勝利した。韓国メディア『マネー・トゥデイ』は21日に、試合前の挨拶で日本の選手たちに対して、北朝鮮の選手が暴力的な挨拶をしたことを伝えている。
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北朝鮮を批判
【写真:Getty Images】
同メディアが指摘したのは、北朝鮮と日本の試合が行われる前に、両チームの選手たちが挨拶を交わした場面だ。
通常の試合では、両チームの選手はハイタッチや握手などで挨拶を交わすものの、北朝鮮は日本の選手たちが手を差し出した際に、拳を叩きつけるような暴力的な行為に及ぶ選手が複数いた。
記事では、「暴力サッカーに直面した日本も騒然。北朝鮮の選手たちがハイタッチの代わりに“拳”を振りかざした」と前置きし、次のように述べている。
「日本代表との試合で、北朝鮮の選手たちがハイタッチの代わりに拳を突き出すなど、スポーツマンシップに反する行動を取ったことで物議を醸している。
試合前から非支配的な行動で日本を挑発した。ハイタッチで軽く挨拶を交わす場面で、北朝鮮の選手たちは感情を込めた表情で日本選手の手のひらに拳を叩きつけたのだ」
また、「北朝鮮による“いじめサッカー”はこれだけにとどまらなかった」と言葉を続けており、ゲーム中にも危険なタックルなどで、日本の選手を脅かしたと指摘している。
そして、「北朝鮮サッカーのスポーツマンシップに反する論争は今回が初めてではない」と述べた上で、2023年に行われた杭州アジア大会の準々決勝で、北朝鮮のキム・ユソンが、負傷者の治療のためにグラウンドに入った日本の医療スタッフに水を求めてボトルを受け取った際に、左手を上げて殴ろうとするジェスチャーを取った過去の事件についても振り返っていた。