日本人3選手が所属するNECナイメヘンは23日、エールディヴィジ第13節でフェイエノールトと敵地で対戦し、4-2の勝利を収めた。オランダメディア『ForzaNEC』は、この試合で2ゴールを挙げた塩貝健人が、フラッシュインタビューで語った内容を伝えている。
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塩貝健人は試合後何を語った?
フェイエノールトでは、上田綺世と渡辺剛がスタメン入り。
NECでは小川航基と佐野航大が先発入りした中、試合を決めたのは68分からピッチに立った塩貝だった。
NECが1点ビハインドの状況でピッチに立った20歳は、2-2で迎えた84分に結果を残す。
左からのクロスを頭で叩き込んで決勝弾をマークした。
さらに、後半アディショナルタイム1分には、圧巻のロングシュートを決めて、この日の主役となった。
試合前には「この試合で誰が一番の日本人ストライカーかを示したい」と意気込んでいたという塩貝は、サッカー日本代表の上田と小川が無得点に終わった中、「今日は自分が一番の日本人ストライカーだった」と言い切った。
それでも、ライバルである小川ら同僚FWに対する敬意を失うことはない。
「コウキ(小川)もユセフ(エルカカティ)もいいストライカー。今季は開幕で先発するつもりだったから、外れたのは残念だった。でも、もう5ゴールを挙げている。悪くない結果だね。でも最終的には、エールディビジで一番のストライカーになりたい」と力を込めた。
佐野からのパスを沈めた2点目のロングシュートについては「もう少し前に置いてほしかったね。あれだとかなり遠くから打たなきゃいけなかった。でも完璧なゴールだったね」と塩貝は振り返っている。
リーグ戦わずか272分のプレーながら5得点を記録している塩貝。今後もさらなる飛躍が見込まれる。
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