セリエA第12節が現地時間23日に行われ、ACミランはインテルとの今季最初の“ミラノダービー”を1-0で制した。チームを完封勝利に導いたのが、フランス代表GKマイク・メニャン。セリエA公式は24日、3本のスーパーセーブを動画で公開している。
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GKマイク・メニャンが凄すぎる…
3位ミランと首位インテルの一戦。
まずは3分、フェデリコ・ディマルコからのクロスをマルクス・テュラムに頭で合わされ、ゴール左隅の微妙なコースに飛んだが、メニャンが左手を伸ばし、ゴールは許さない。
その後もセットプレーを中心にゴールを脅かされたミランは、37分にもピンチを迎える。
ニコロ・バレッラからのクロスをテュラムに頭で折り返されると、ボックス内からフリーでラウタロ・マルティネスにボレーシュートを許す。
ゴールライン手前でバウンドする難しいシュートだったが、メニャンが弾いたボールは、ゴールポストを掠めた。
メニャンの活躍で前半を無失点で終えたマッシミリアーノ・アッレグリ監督率いるチームは、54分にカウンターの流れから、クリスティアン・プリシッチが先制点を奪った。
しかし、73分にミランはPKを献上。この試合最大のピンチを迎える。
インテルのキッカーは、名手ハカン・チャルハノール。
得意の右足を振り抜いた強烈なシュートだったが、完全にコースを読んでいたメニャンが横っ飛びでセーブ。この試合最大のピンチもビッグセーブで防いで見せた。
このまま逃げ切ったミランは、1-0でインテルを下した。
試合終了の笛が鳴ると、DFラインの選手らが、幾度となく失点の危機を防いだメニャンのもとに真っ先に駆け寄り、歓喜の輪が広がっていた。
