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「間違いなく後押しに」横浜F・マリノスがホーム最終戦で5万人の来場目指しチラシ配布「どんなときでも応援してくれた皆さんへ恩返し」

text by 竹中愛美 photo by Editor

 横浜F・マリノスは11月24日、今週末30日に行われるホーム最終戦、セレッソ大阪戦に向けたプロモーション施策として「#ALLFORTRICOLOREプロジェクト」を実施した。大島秀夫監督や宮市亮が横浜市のJR桜木町駅前でチラシを配布し、来場を呼び掛けた。
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大島秀夫監督と宮市亮が抱く感謝の思い。「心が熱くなるような戦いを」「今復帰に向けて頑張っている」

横浜F・マリノス ホーム最終戦PRイベント 宮市亮 大島秀夫監督

【写真:編集部】


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 クラブによると、当日の来場者は24日時点でおよそ47000人を見込んでいるが、5万人以上の動員を目指しているという。

 今年最後の3連休最終日とあって、多くの人たちが行き交う中、大島監督や宮市は中山昭宏社長やトリコロールマーメイズ、サポートスタッフ(マリノスのボランティアスタッフ)、クラブスタッフらおよそ40名とともにチラシ配りをした。

 現在、脳震盪の影響で戦列を離れている宮市は「後遺症が出てしまったので、僕もちょっと慎重にはなってますけど、こればかりは焦ってもしょうがないので、ゆっくり治したいと思います」と話した。

 ファン・サポーターからは激励の言葉をかけてもらった。

「早く戻ってきて欲しいという言葉をかけてもらいましたし、僕も今復帰に向けて頑張っているので、頑張りたいと思います」と笑顔をみせ、ホーム最終戦への思いを語った。

「間違いなくモチベーションの後押しになりますし、満員のお客さんが入ってプレーするのは何よりの喜びなので、本当に1人でも多くの方に来てほしいなと思います。


 今シーズンいろんなことがあった中で感謝の思いも持って、選手たちはプレーすると思います。感謝を伝えられる場にしていきたいなと思います」

 街行く人たちに積極的に声をかけ、チラシを配った大島監督は「チームのために、マリノスファミリーのために来てくださる人が1人でも多く(なるように)気持ちを伝えられることと、ピッチでみんなで戦うのを表現したいと思った」と参加の経緯を話した。

 チームは11月9日に京都サンガF.C.に0-3で勝利し、J1残留を決めた。アウェイの地に駆けつけてくれたサポーターはもとより、今度はホームで直接ファン・サポーターに感謝の思いを伝えるつもりだ。

「僕らはこの1年、どんなときでも応援してくれた皆さんへの恩返しでやれることはやりたいと思ってます。最後1人でも多くのお客さんに来てもらって、恩返しをゲームで見せられたらなという思いなので来ていただければ嬉しいです。

 選手が必死に戦って躍動する姿をまず見せて、ファン・サポーターの皆さんと一緒に戦って、感動する、心が熱くなるような戦いを見せられるような試合をしたいなと思ってます」

 このプロジェクトは試合前日の29日まで横浜市内各地で行われる。

(取材・文:竹中愛美)

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