プレミアリーグ第12節、リバプール対ノッティンガム・フォレストの試合が現地時間22日に行われ、リバプールは2戦続けて0-3の完敗を喫した。守備面で劣勢を強いられたものの、アルネ・スロット監督が頑なに日本代表MF遠藤航を起用しなかったことで、ファンの不満が溜まっているようだ。英メディア『トリブナ』が24日に報じている。
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遠藤航、チーム低迷もベンチ止まりの試合が続く
遠藤は今季公式戦7試合に出場し1アシストを記録しているが、リーグ戦においては、10月4日のチェルシー戦以降全くプレーしていない。
スロット監督がライアン・フラーフェンベルフを好んで起用しており、遠藤に出番が回ってくることはほとんど無い状況だ。
当初は昨季の功績により、スロット監督の戦術には一定の理解があったものの、最近ではファンも疑問に感じ始めている。
同メディアによると「これでプレミアリーグ直近6試合で5敗目。
今季は一貫性を全く保てていない。
最大の問題は、中盤が常に押し込まれ、フラーフェンベルフが守備面のタスクに苦戦していることだ。
そのため、一部のリバプールファンは、守備が堅実な遠藤にもっと出場時間を与えないのはなぜ?とスロット監督に疑問を抱いている」という。
同メディアはRedditに投稿されたファンのコメントを拾い上げ、いくつか紹介している。
例えば、あるユーザーは「守備がここまで酷いのに、遠藤とジョー・ゴメスが全く出場していないのは、現時点でスロットに対する最大の疑問点だと思う」と語り、
別のユーザーは「スロットは同じ選手たちを固定して、そのうち噛み合うと信じているみたいだけど、結局同じことの繰り返しだ。
相手チームはもうリバプールの崩し方を完全に理解している」と指摘。
その一方で、遠藤については「彼はクロップ時代の最終シーズンでプレミアリーグ20試合に先発し、残り数週間まで優勝争いをしていた。
そのシーズン、マンチェスター・シティ相手に中盤を支配したし、リーグ杯決勝のチェルシー戦でも戦士のような活躍を見せた。
リズムさえあれば強豪相手でも十分やれる選手だ。
決定的だったのは、アーセナル戦で遠藤を欠いてボロ負けしたこと。
今のチームは毎週のように競り合いで負け、デュエルとフィジカル勝負に勝てないことが敗因の一つになっているのに、彼だけが外され続けているのは理解できない」と疑問を投げかけている。
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