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サッカー日本代表とは大違い…。W杯出場が危うい実力国5選。優勝経験のある強豪や世界的名手がいるチームも

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 2026年に控えるFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会に向けて、世界中の代表チームが夢の舞台への出場を決めている。すでに48チームのうち42チームの出場が確定した中で、実力がありながらも出場が危ぶまれている強豪はどこなのか。今回は、W杯出場に黄信号が灯る強豪国を紹介する。(※成績は2025年11月25日現在)[5/5ページ]
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ポーランド代表

ポーランド代表のロベルト・レバンドフスキ
【写真:Getty Images】

監督:ヤン・ウルバン
最新FIFAランキング:33位
W杯欧州予選成績:5勝2分1敗

 ポーランド代表も来年のFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会への出場が危ぶまれているチームの1つだ。

 2026年大会に向けては、予選期間中の6月に大きな事件があった。

 それが、絶対的エースのロベルト・レヴァンドフスキとミハウ・プロビエシュ監督(当時)の確執だ。

 キッカケとなったのが主将の交代である。

 レヴァンドフスキからピオトル・ジエリンスキにキャプテンを変えた事に絶対的エースは怒り、自身のSNSでプロビエシュ監督の在任中はポーランド代表でプレーしないことを表明していた。

 これを受けてポーランドサッカー連盟はプロビエシュ監督を解任。後任にヤン・ウルバンを招聘した。

 W杯予選期間中に選手がキッカケとなって監督交代が行われるという異例の事態があった中でも一定の結果を残したと言えるだろう。

 グループ最大のライバルであるオランダ代表には2引き分けと最低限の結果を得たが、アウェイでフィンランド代表に敗れたことが尾を引いて、2位でのプレーオフ進出となった。

 プレーオフでは初戦にアルバニア代表、勝ち上がればウクライナ代表とスウェーデン代表の勝者と対戦する。

 彼らが属するプレーオフのグループBは最も熾烈な組み合わせと言われており、この4ヵ国の実力はかなり拮抗している。

 サッカーの内容的にはエースのレヴァンドフスキと右WBのマティ・キャッシュに依存をしており、勝ち上がるためにはチーム全体の底上げが必須だろう。

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【了】

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