FIFA(国際サッカー連盟)は25日、12月5日に開催されるFIFAワールドカップ26の組み合わせ抽選会を前に、ポット分けを発表した。
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FIFAが北中米W杯のポット分けを発表
【写真:田中伸弥】
組み合わせ抽選では、最新のFIFAランキングでポット分けが決まる。
4つのポットに12チームずつ分けられ、それぞれのポットから各4チームずつ12グループに振り分けられる。
開催国のメキシコ代表、カナダ代表、アメリカ合衆国代表はポット1が確定しており、それ以外はFIFAランキングの順位でポットが決まるという形だ。
なお、プレーオフ経由で本大会出場を決めたチームは、ポット4に入る。
ポット1は開催国の3チームと、最新のFIFAランキングで首位のスペイン代表、アルゼンチン代表、フランス代表、イングランド代表、ブラジル代表、ポルトガル代表、オランダ代表、ベルギー代表、ドイツ代表となった。
11月のFIFAランキングで18位だったサッカー日本代表はポット2入りが確定している。
日本と対戦する可能性のあるポット3には、28年ぶりのW杯出場を決めたノルウェー代表やエジプト代表、スコットランド代表、パラグアイ代表などが入った。
初出場のカーボベルデ代表、11月の親善試合で対戦したガーナ代表、ハイチ代表、キュラソー代表などはポット4となった。
ポット2に入った日本以外のチーム、そして同じアジアのサウジアラビア代表(ポット3)、カタール代表(ポット3)とはグループステージで対戦しない。
また、FIFAランキングで1位のスペインとアルゼンチンは、仮に決勝トーナメントに進出した場合、逆のルートに入ることが決まっている。これは、3位のフランス代表、そして4位のイングランド代表も同様だ。
そのため、昨年のEUROで準優勝のスペインと前大会王者のアルゼンチン、そしてフランスとイングランドは、決勝まで対戦することがない。
組み合わせ抽選は、12月5日にアメリカのワシントンD.C.で行われる予定だ。