リバプールは直近のリーグ戦7試合で6敗を喫しており、チームを率いるアルネ・スロット監督に解任論が浮上している。もし代わりにレアル・マドリードのシャビ・アロンソ監督がリバプールの指揮官になれば、日本代表MF遠藤航を好んで起用すると、英メディア『ラウジング・ザ・コップ』が25日に報じている。
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遠藤航、監督交代で状況が変わる可能性も
リバプールは昨季、スロット監督のもとで5年ぶりのプレミアリーグ優勝を果たした。
同監督はライアン・フラーフェンベルフを積極的に起用して育て上げ、今季も好んで使っている。
ただ、あまりにもフラーフェンベルフに頼り切っている状況が続いており、スロット監督は連敗が続いても解決策を見出せないでいた。
ベンチには守備面に優れた遠藤が控えているが、ほとんど起用せず、チームの失点を減らす改善ができていない。
遠藤にとって不遇の日々が続いているが、その状況を救う人物が将来現れるかもしれない。
同メディアによると「アロンソ監督の去就は再び不確かなものになっており、本人はレアルでの状況次第ではリバプール行きに前向きだ。
もし元リバプールのスターがアンフィールドの指揮官として戻ってくるなら、大きな恩恵を受ける選手が一人いる」という。
アロンソ監督は今年7月、レアルの公式サイトを通じ「守備の堅さと規律は基本であり、我々が最初から伝えようとしてきたことだ。
選手たちは意欲的で、吸収しようとしている。
それが本当に大事なんだ」と語り、守備の重要性を強調していた。
そのため、同メディアは「もしアロンソがリバプールを立て直すなら、その土台となるのは守備的MFだ。
その役割に最適なのが遠藤である」と主張している。
その理由として「2023/24シーズンのクロップ時代では、遠藤が先発している時の失点率は1試合平均0.73で、出ていない時は1.11だった。
それにもかかわらず、スロットは彼を構想から外している。
守備の崩壊はある意味当然だろう。
選手時代から守備組織に強いこだわりを持つアロンソなら、遠藤の重要性にすぐ気づくはず。
就任すれば、間違いなく主力として重用されるだろう」との見解を示した。
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