2026年に開催されるワールドカップの組み合わせ抽選会は現地時間12月5日に行われる予定だ。それに先駆け、国際サッカー連盟(FIFA)がポット分けを正式に発表。ポット4にイタリアが入る可能性があり、超混戦模様となるグループが誕生するかもしれないと、米メディア『CBSスポーツ』が25日に報じている。
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サッカー日本代表、くじ運悪ければ“死の組”へ
今大会からW杯の出場枠が48カ国に増加し、従来の32カ国の時に比べて初出場のチームが増えた。
さらに、グループステージでは各グループの上位2チームだけでなく、3位になったチームの内の上位8チームも突破できるため、次のラウンドへ進める確率が増している。
しかし、くじ運が悪ければ、最初から最悪の状況でスタートすることになるかもしれない。
まず、今回のFIFAの発表で明らかにされたのは、FIFAランキング上位4チームが、それぞれトーナメント表で別々のブロックに配置され、各組で首位通過した場合、準決勝まで激突することはないこと。
1位のスペインと2位のアルゼンチン。3位のフランスと4位のイングランドが決勝戦まで対戦しないこと。
欧州プレーオフと大陸間プレーオフで勝ち上がったチームは、FIFAランキングの順位に関係なく、ポット4に入ること。
そして、同じ連盟のチーム同士が対戦することはないが、欧州に限っては、1チームだけ含まれる組と2チーム入る組が発生することだ。
つまり、イタリアが本大会出場を決めたなら、FIFAランキング12位でありながらポット4の一角として抽選会に臨むことになる。
同メディアは「“死の組”が生まれる可能性がある」とし、
例として米国、モロッコ、ノルウェー、ガーナのケースを挙げ、
さらに「ブラジル、日本、エジプト、イタリア(欧州プレーオフ)という超混戦グループもあり得る」との見解を示した。
それを踏まえ「チーム数が48に拡大されても、組み合わせ次第でバランスが極端に厳しいグループが生まれるのは避けられない」と伝えている。
また、米メディア『フォックススポーツ』は、米国、日本、ノルウェー、ガーナという抽選例を紹介した。
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