2026年に開催されるワールドカップの組み合わせ抽選会は現地時間12月5日に行われる予定だ。まだグループ分けは決まっていないが、早くもスーパーコンピューターによる予想が各地で始まっている。英メディア『トリブナ』や英紙『サン』では25日、いずれもサッカー日本代表の躍進が期待されない結果となった。
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サッカー日本代表、現実世界では現在好調だが…
日本は直近の試合でブラジル代表、ガーナ代表、ボリビア代表を下して3連勝で2025年を締め括っている。
過去には、2022年W杯のグループリーグでドイツ代表、スペイン代表に劇的勝利を収め、世界に衝撃を与えたこともあった。
最近では日本を“ダークホース”に挙げる海外メディアが増えており、警戒すべきと考える報道も増えている。
それにもかかわらず、スーパーコンピューターは日本のW杯躍進を予測できないようだ。
同メディアによると「アナリスト集団Jeffbetが、スーパーコンピューターを用いて大会全体のシミュレーションを実施した。
その予測される結果は、驚くようなものとなっている」とし、
「ノルウェーが3試合で驚異的な12ゴールを記録する」という。
まず、グループステージを首位通過するのは、セネガル、パラグアイ、スペイン、スイス、クロアチア、ブラジル、アルゼンチン、イングランド、フランス、ドイツ、ノルウェー、ポルトガル。
2位通過するのは、ベルギー、モロッコ、イタリア、メキシコ、カナダ、イラン、米国、コロンビア、ウルグアイ、ヨルダン、オランダ、オーストリア。
そして、3位の中での上位8チームは、韓国、オーストラリア、南アフリカなどで、いずれも日本は入っていない。
ラウンド32では、クロアチアがトルコと0-0で引き分けた後、PK戦に勝利して勝ち上がると予想。
開催国のメキシコ、さらには米国がイタリアに負けて敗退すると予測している。
ブラジルはイランに1-0辛勝、他の優勝候補も軒並み勝利する模様だ。
ラウンド16も波乱は起きないが、準々決勝ではスペインがポルトガルとの激戦の末、PK戦で敗れることになる。
準決勝では快進撃を続けるノルウェーがポルトガルに屈し、イングランドがフランスを下して1966年大会以来の決勝進出を果たす。
そして、最後にイングランドが1-0で勝利を収め、約60年ぶりに優勝するとのシナリオが描かれている。
一方、英紙『サン』もスーパーコンピューターを用いた予想を行っており、日本はグループステージでオランダ、ノルウェーと同組のグループKに入り、日本は3戦全敗、1得点13失点という衝撃的なスコアで4位という結果に終わる。
これは各組の最下位の中で、最も酷い得失点差だ。
ノルウェーが3戦全勝、12得点1失点の首位通過であり、日本はノルウェー戦で大敗を喫したのかもしれない。
なお、ここでもイングランドの優勝が予測されている。
日本としては、スーパーコンピューターの予想を覆すほどの好成績をおさめたいところだ。
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【了】
