UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のリーグフェーズ第5節、イングランドのアーセナル対ドイツのバイエルン・ミュンヘンの一戦が、現地時間26日に行われる。今節の注目カードの一つだ。ビッグマッチを間近に控え、23/24シーズン準々決勝でアーセナルがバイエルンと対戦した2試合を振り返ろう。
——————————
サカの先制ゴールが上手い

【写真:Getty Images】
2025/26シーズンの欧州CLはWOWOWで全試合独占配信中!初回1ヶ月無料でお得に観られるWOWOWに加入[PR]
2024年4月9日に行われた一戦。ポルトガルのFCポルトを相手にPK戦で勝ち上がったアーセナルは、イタリアのラツィオを破ったバイエルン・ミュンヘンをエミレーツ・スタジアムに迎えた。
強豪同士の対決は、拮抗した試合展開が予想されたが、ゲームはすぐに動いた。
12分、高い位置でボールを回収したベン・ホワイトがペナルティーエリア内でフリーになっていたブカヨ・サカにパス。
反応したサカは、ボールを流して前を向き、左足を振り抜く。
利き足から放たれたシュートは、美しい弧を描いてゴールの左隅に突き刺さった。
その後、先制したガナーズだったが、18分、32分と連続失点し、逆転される。それでも76分、レアンドロ・トロサールの得点で追いつき、2-2で第1戦を終えた。
アウェイに乗り込んだ2ndレグでは、63分にバイエルンDFヨシュア・キミッヒにヘディング弾を許す。1点も奪えないまま0-1で敗戦。
14年ぶりの準々決勝の舞台に立ったアーセナルだが、1分け1敗とベスト8で敗退した。
今季の両チームは、欧州CLを4試合消化して未だ無敗、得失点差でも並ぶ。アーセナルは4戦して無失点だが、総得点で上回るバイエルンが首位に立っている。
今節大一番の首位攻防戦は、どのようなドラマが生まれるのだろうか。