リバプールは直近の公式戦で3連敗を喫しているが、同クラブを率いるアルネ・スロット監督は、頑なに日本代表MF遠藤航やイングランド代表DFジョー・ゴメスの起用を拒んでいる。常に変更することは考えているが、周囲の反応を気にしているのかもしれない。英メディア『スカイスポーツ』が27日に報じている。
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遠藤航らの起用を望む声は挙がっているが…
スロット監督は昨季、ライアン・フラーフェンベルフら若手を積極的に使い、5年ぶりのプレミアリーグ優勝を果たした。
今季も同様の布陣で試合に臨んでいるが、昨季のような結果を残せていない。
公式戦12試合で9敗というのは、1954年以来最悪の成績だ。
最近では失点の多さが目立っており、守備のテコ入れを望む声も挙がっている。
解任論も浮上しているが、同メディアによると「リバプールの上層部は、スロットが監督就任1年目にして同チームをプレミアリーグ優勝に導いたことから、同氏を引き続き起用する計画だ」という。
そんな中、遠藤らを試合で起用するか問われると、スロット監督は「彼らは毎日トレーニングで力を示しているし、チャンスを掴む準備はできている。
変更しなければ、もっと変えるべきだと言われ、何試合か負けが続いた時に数名を入れ替えたら、それはそれで批判された。
バランスが難しいんだよ。
検討はしているが、日曜日にどうするかについては、まだ何も言えない」と述べ、ジレンマに陥っていることを示唆した。
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