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アジア 6日前

日本の脅威にはならず…。韓国の“消えた天才”6人。早くから注目されるも、伸び悩んでしまった男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 若くして才能を披露して高く評価された選手が、そのままスター選手として活躍し続ける保証はない。怪我やプレッシャーに苦しみコンディションを落とす選手がいれば、ピッチ外での問題で活躍の場を失っていく選手も多い。今回は大きな期待を背負いながらも、大舞台から姿を消した韓国人選手を紹介する。[6/6ページ]
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MF:ペク・スンホ

ペク・スンホ
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年3月17日
主な在籍クラブ:バルセロナ、ジローナ、ダルムシュタットなど
現所属:バーミンガム・シティ(イングランド2部)

 ペク・スンホは10代の頃からイ・スンウ、チャン・ギョルヒと共にバルセロナの“韓国三銃士”の1人として注目を集めていた。

 彼らの中でもペク・スンホは特に期待値が高い選手だったが、その後所属したジローナとダルムシュタットで結果を残すことができず。

 2021年3月には出場機会を求めて母国の全北現代モータースに完全移籍した。

 24歳で欧州を離れる決断を下した元神童は韓国でセンセーショナルな活躍を披露する。

 2023年10月に行われたアジア大会では、主将として24歳以下の代表を優勝に導くと兵役免除を確定させる。

 これに伴い2024年1月に欧州復帰を模索して、チャンピオンシップ(イングランド2部相当)に所属するバーミンガム・シティと契約した。

 シーズン終了後に3部へと降格してしまったが、2024/25シーズンも残留して欠かせない主力に定着。1年でのチャンピオンシップへの復帰に大きく貢献した。

 今季は、1つ上のカテゴリーでの戦いとなったものの、すでに昨季の1得点を超える3得点をマークしている。

 28歳にして再評価されており、直近は9月のアメリカ遠征と10月の国際親善試合で韓国代表として招集され、出場を果たしている。

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【了】

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