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「上田綺世のゴールだけでは不十分だった」先制もセルティックに敗北したフェイエノールト。現地は「ELは完全な失敗に」と厳しい目線

text by 編集部 photo by Getty Images

 UEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)のリーグフェーズ第5節、フェイエノールト対セルティックの試合が現地時間27日に行われ、フェイエノールトは1-3で敗れた。オランダメディア『VP』は同日に、セルティックに敗れたフェイエノールトを厳しく評価している。
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セルティックに敗北したフェイエノールト

フェイエノールトFW上田綺世

【写真:Getty Images】


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 フェイエノールトに所属するサッカー日本代表FW上田綺世とDF渡辺剛が、揃って先発出場した一戦。

 10分、MFセム・スタインのラストパスを受けた上田がゴールを決めて、フェイエノールトが先制に成功した。

 しかし、31分に追いつかれてしまうと、43分にはGKのミスをきっかけにセルティックに所属するMF旗手怜央に逆転ゴールを許してしまう。その後、試合終了間際にも失点して、1-3でセルティックに敗れた。

 同メディアは、「上田綺世のゴールだけでは不十分だった。フェイエノールトGKティモン・ヴェレンロイターの失策のせいでEL敗退に近づいている」と見出しを打ち、次のように述べている。


「フェイエノールトのELでの冒険は完全な失敗に終わってしまいそうだ。これで直近6試合で5敗している。

ELでは、4試合でわずか3ポイントしか獲得できず勝利は不可欠だった」

 フェイエノールトは、直近6試合で5敗(15失点)と苦戦している。また、セルティックに敗れたことで、ELでは1勝4敗(勝ち点3)で30位に沈んでいる状況だ。

 記事では、「スタインのアシストで上田綺世がゴールを決めて、フェイエノールトは夢のようなスタートを切った」と先制のシーンは称賛しつつも、「GKティモン・ヴェレンロイターが致命的なミスを犯し、旗手にプレゼントを送った。ELは失敗に終わるかもしれない」と、オランダリーグで2位につけているチームが、リーグフェーズで敗退濃厚な状況であることに厳しい言葉を送っている。

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