UEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)のリーグフェーズ第5節、フェイエノールト対セルティックの試合が現地時間27日に行われ、フェイエノールトは1-3で敗れた。オランダメディア『VP』は同日に、フェイエノールトのサポーターが先制点を決めた後にスタジアムの外で打ち上げた花火が、ピッチに着弾したと伝えている。
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サポーターが得点後に花火を打ち上げてピッチに着弾
【写真:Getty Images】
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事件が起きたのは、フェイエノールトに所属するサッカー日本代表FW上田綺世が先制点を決めた直後だ。
同メディアは、「フェイエノールトのファンは、セルティック戦で上田が先制点を決めた後に奇妙な行動をとった」と前置きし、次のように伝えている。
「フェイエノールトがセルティック戦で先制点を挙げた後、スタジアムで大規模な花火が打ち上げられた。
これは、フェイエノールトがUEFAからペナルティーを受けたことに対する抗議として、スタジアムの外にいたサポーターがスタジアムに向けて打ち上げたものだ」
また、「花火の打ち上げでUEFAから罰則を受けたのは今シーズンが初めてではない。フェイエノールトは多額の罰金を科せられ、セルティック戦とSKシュトゥルム・グラーツ戦ではスタジアムの複数の箇所を空席にすることを命じられた。サポーターはこれに反発し、上田の先制点後に反撃に出たのだ」と、花火を打ち上げた理由を伝えた。
スコットランドメディア『Daily Record』もこの事件を伝えており、過去にバイエルン・ミュンヘンとの試合でサポーターが同様の行為を行ったことにより、UEFAから執行猶予処分を受けていること、今回の事件によって、クラブが更なる処分を受ける可能性があることを指摘している。