イングランド・プレミアリーグ第13節、マンチェスター・シティ対リーズ・ユナイテッドの試合が現地時間29日に行われ、リーズが2-3で敗れた。この試合に先発出場したリーズに所属するサッカー日本代表MF田中碧は、反撃となるゴールを絶妙な縦パスで演出する活躍を見せた。
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リーズMF田中碧が反撃のゴールをお膳立てする活躍
【写真:Getty Images】
シティのホームにリーズが乗り込んだ一戦。
前節は、途中出場からまさかの途中交代となった田中は、3試合ぶりとなる先発出場を果たした。
試合開始直後、シティはMFマテウス・ヌネスのクロスに合わせたFWフィル・フォーデンがゴールを決めて、先制に成功している。
さらに、28分には、DFヨシュコ・バルディオルの得点でリードを2点に広げた。
リーズが2点を追いかける展開で迎えた49分、田中が貴重な反撃弾をお膳立てする。
ヌネスのパスミスをカットした味方からボールを受けた田中は、ペナルティエリア手前の位置で素早く反転すると、相手最終ラインの裏を狙っていたFWドミニク・キャルバート=ルーウィンへと絶妙な縦パスを送った。
田中からの縦パスを受けたキャルバート=ルーウィンは、相手と競り合いながらゴール右下隅に流し込み、1-2としている。
67分には、先制点を記録したキャルバート=ルーウィンがPKを獲得すると、これをFWルーカス・ヌメチャが冷静に沈めて、同点に追いついた。
そのまま試合は終了するかに思われたが、試合終了間際にフォーデンが劇的な勝ち越しゴールを決めて、リーズが2-3でシティに敗れている。