明治安田J2リーグの最終節、徳島ヴォルティス対V・ファーレン長崎の試合が29日に行われ、1-1の引き分けに終わった。この試合では、長崎に所属するGK後藤雅明がスーパーセーブを見せ、チームを悲願のJ1昇格へと導いている。
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V・ファーレン長崎GK後藤雅明のスーパーセーブが凄すぎる
【写真:Getty Images】
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勝利すればJ2優勝、引き分け以上でも自動昇格が決まるという中で、長崎が徳島のホームに乗り込んだ一戦。
41分、長崎はFW渡大生に先制ゴールを決められてしまい、1点を追いかける展開となる。
なんとか同点に追いつきたい長崎だったが、ホームチームにボールを持たれてチャンスを何度も作られてしまう。
試合を通して徳島はボール支配率63%を記録。長崎の7本に対して、徳島は17本と2倍以上のシュートを打っており、長崎が押し込まれてしまう場面も多かった。
それでも、67分には、ロングボールを起点に左サイドから徳島陣内に侵入すると、MF翁長聖がクロスを押し込んで同点としている。
迎えた後半アディショナルタイム、長崎にこの試合最大のピンチが訪れる。
左サイドから徳島に突破を許してしまった長崎は、FWトニー・アンデルソンにフリーでシュートを打たれてしまった。
これに素早く反応したのが後藤だ。
懸命に前に出てアンデルソンとの距離を詰めると、至近距離からのシュートを顔面でストップし、得点を許さなかった。
徳島が直後のシュートを外した後には、後藤はボールが当たった影響でうずくまり、顔面からは出血もしていた。
しかし、守護神のスーパーセーブによって、長崎は1-1で徳島との試合を終え、2位でJ1自動昇格を勝ち取っている。