湘南ベルマーレは30日、明治安田J1リーグ第37節で清水エスパルスをホームに迎え、1-0の勝利を収めた。この試合では、小野瀬康介が決勝弾をマーク。自身のJ1通算200試合目となった一戦で、圧巻のゴールを叩き込んだ。
——————————
小野瀬康介が自身のメモリアルマッチで決勝弾
2月以来の連勝を目指して、清水とのホーム最終戦に臨んだ湘南。
序盤から主導権を握っていたものの、決定機を作れずにいたホームチームだったが、前半終了間際に均衡を破る。
44分、湘南は連動したプレスから右サイドでボールを奪うと、小野瀬が敵陣中央でボールを持つ。
背番号「7」はゆっくりとしたドリブルから、一気にギアを上げて矢島慎也を交わすと、ボックス外右から右足を振り抜く。
ボールが浮かび上がっていくような強烈なシュートは、ゴール右上に突き刺さった。
パスの選択肢もあった中、自身で決め切った圧巻のゴラッソだった。
このゴールで先手を奪った湘南は、85分に松本大弥が退場し、数的不利な状況となったものの、逃げ切りに成功。ホーム最終戦を2連勝で締めくくった。
