NECナイメヘン所属のサッカー日本代表FW小川航基が、クラブ専門メディア『FORZANEC.NL』のインタビューに応じ、ポジションを争うFW塩貝健人について語った。同メディアが、その内容を30日に伝えている。
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小川航基が塩貝健人を語る
小川は、現地時間29日に行われたエールディヴィジ第14節のスパルタ・ロッテルダム戦で、2ゴールをマーク。チームの3-1の勝利に貢献した。
前節のフェイエノールト戦では、20歳の塩貝が2ゴールを奪って、勝利の立役者となった中、小川も負けじと結果を残した。
28歳のストライカーは、スパルタ戦後に塩貝について質問を受けると「彼は素晴らしいストライカーです」と称えたうえで「自分も時々、もっと若かったらなと思うことがあります」とコメント。
また、塩貝がフェイエノールト戦で2得点を挙げたことで、自分も負けていられないという気持ちが込み上げたという。「もしかしたら今日、健人が僕にいい刺激をくれたのかもしれない。だから自分も結果を出したかったんです」と語った。
最後に小川は、代表でも塩貝とのプレーを夢見ていることも明かした。
「彼は代表に入る力があると思うし、ふさわしい選手です。もし可能なら、一緒に代表でプレーしたい」と期待を込めた。
ここまでリーグ戦6ゴールの小川と5ゴールの塩貝。2人の競争は互いを高める好循環を生んでいるようだ。
