オランダ・エールディヴィジ第14節、アヤックス対FCフローニンゲンの試合が現地時間11月30日に行われた。オランダメディア『ESPN』は同日に、アヤックスのサポーターがスタジアムで花火を打ち上げたことにより、わずか5分で試合が中止になったことを伝えている。
——————————
アヤックスの試合がわずか5分で中止に
【写真:Getty Images】
ミッドウィークに行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)では、ベンフィカに敗れたことで公式戦4連敗を喫したアヤックス。
アヤックスに所属するサッカー日本代表DF板倉滉は、ベンフィカ戦に続いて中盤で起用された。
同メディアは、アヤックスのサポーターがスタンドで花火を打ち上げた影響により、開始わずか5分で主審が試合中止の判断を下したと報じている。
また、同メディアのYouTube公式チャンネルで公開された動画では、ピッチに花火が投げ込まれる瞬間もカメラで捉えられていた。
アヤックスはクラブ公式サイトを通じて、「今晩スタジアムで起こった出来事は許しがたいものである。
何らかの形で影響を受けた全ての方々に深くお詫びする。観客と選手の安全が脅かされた。これは決して容認できることではなく、我々はこの不正行為を断固として否定する」と、声明を発表している。
なお、オランダメディア『voetbalzone』によると、今回の花火の打ち上げは亡くなったアヤックスサポーターを追悼するために行われたという。