今や20歳以下の若手選手に、高額な移籍金が支払われるケースは珍しくない。では、日本において最も高額な移籍金が支払われたのは誰なのか。今回は20歳以下の日本人選手に支払われた、歴代移籍金ランキングを紹介する。※スタッツや移籍情報はデータサイト『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合はサイトの表示に準拠する。
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2位:斉藤光毅(さいとう・こうき)
生年月日:2001年8月10日
移籍日:2021年1月4日(当時19歳)
移籍元:横浜FC
移籍先:ロンメルSK(ベルギー2部)
移籍金:221万ユーロ(約3億5360万円)
第2位には現在イングランド2部でプレーする斉藤光毅がランクインした。
クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)で背番号11を着用する男は、初めての海外移籍で記録的な移籍金を残している。
横浜FCの下部組織で育った同選手は、2018年にJ2でトップチームデビュー。2020シーズンにはJ1デビューも達成し、32試合に出場して3ゴール3アシストを記録した。
卓越したテクニックと抜群の走力で10代ながらチームの攻撃を牽引した斉藤は、2021年にロンメルSKにステップアップ移籍を果たした。
その秘めたポテンシャルを評価して、同クラブは移籍金として221万ユーロ(約3億5360万円)を支払っている。
ロンメルに在籍した1年半のうちに公式戦32試合に出場して6ゴール3アシストを挙げ、まずまずの結果を残した。
2022年7月からスパルタ・ロッテルダム(オランダ)に期限付き移籍で加入。2年間の武者修行ではエールディビジ47試合に出場し10ゴール10アシストの活躍を披露している。
今季は前述したようにQPRに期限付き移籍しており、リーグ戦39試合に出場した。
タフで熾烈なイングランド2部で3ゴール3アシストと確かな数字を残しており、来季はさらなるブレイクが期待できる。
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