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一番嫌なパターンは? W杯、サッカー日本代表にとって“最悪の組み合わせ”5選。なんとしても避けたい「死の組」は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images
FIFAワールドカップ トロフィー

FIFAワールドカップ(W杯)トロフィー【写真:Getty Images】



 FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会の組み合わせ抽選会が日本時間6日に行われる。運命の日に先がけ、今回はサッカー日本代表の対戦相手の中で、“最も厳しい”パターンをポッド1〜ポッド4のチームに分けてシミュレーションする。難敵ばかりのW杯だが、その中でも特にタフな組み合わせは――。※ポッド2は日本で固定[2/5ページ]
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ポッド1:イングランド代表

イングランド代表 ワールドカップ

試合前のイングランド代表【写真:Getty Images】

ポッド3:ノルウェー代表
ポッド4:ガーナ代表


 FIFAワールドカップ欧州予選グループリーグKを全勝で終えたイングランド代表。2025年1月からドイツ人指揮官のトーマス・トゥヘルが率いるチームは、破竹の勢いで本戦までの道のりを駆け抜けた。

 これまで何度も優勝候補に挙げられながら、サッカーの母国はUEFAユーロ(欧州選手権)を含む主要コンペティションを制覇することができていない。

 有力選手を何人も抱えていながら、個人に依存する場面が度々見られた。だが、最近のイングランドは組織として連動しており、途中からピッチに立つ選手も実力を発揮できている。

 その最たる例が現地時間11月13日に行われたセルビア代表戦だろう。2-0で勝利したこの試合で、同チームはスコア以上に地力の差を示した。

 28分にブカヨ・サカがゴールを決めると、終始優位にゲームを進める。即時奪回からショートカウンターに繋げ、ジュード・ベリンガムのボールキャリーから決定機を作り、途中出場のフィル・フォーデンやエベレチ・エゼが躍動した。

 ユーロでは2大会連続の準優勝を果たしており、今大会で1966年以来のチャンピオンに辿り着ける地力はあるだろう。

 ポッド3最大の脅威は、ノルウェー代表と見て間違いないはずだ。北欧のタレント集団は、アーリング・ハーランドを筆頭に攻守にタレントを揃えている。

 そして11月シリーズで日本代表が勝ち星をあげたガーナ代表も、難しい相手と言えるだろう。通算成績でも5勝3敗と勝ち越しているが、油断はできない。

 先の試合を含めて、これまでの同国との対戦の多くは親善試合だ。1964年の東京オリンピック(東京五輪)では2-3で敗北している。



 時代が変わり過ぎてサッカーの内容も異なるが、ガーナのコーチ陣は「大舞台ではこちらが有利」と選手たちを鼓舞する材料にするかもしれない。

 チャレンジャーとして割り切った戦いを仕掛けてくる可能性も考えると、フィジカルが優れている選手の存在は大きなリスクを与えてくるはずだ。

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