レアル・マドリードFWキリアン・エムバペ【写真:Getty Images】
スペイン・ラ・リーガ第19節(前倒し開催)、アスレティック・ビルバオ対レアル・マドリードの試合が現地時間3日に行われ、マドリーが3-0で勝利した。この試合では、マドリーに所属するサッカーフランス代表FWキリアン・エムバペがペナルティエリア外から驚きのミドルシュートを決めて、チームを4試合ぶりの勝利に導いている。
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レアルFWエムバペがスーパーゴール
リーグ戦では、3戦連続引き分けと白星から遠ざかっていたマドリー。
アスレティック・ビルバオのホームに乗り込んだ一戦では、DFトレント・アレクサンダー=アーノルド、MFエドゥアルド・カマヴィンガ、MFジュード・ベリンガムなどがスタメンに名を連ねた。
7分、マドリーはアーノルドのロングボールを前線でおさめたエムバペが、ピッチ中央付近からドリブルで仕掛ける。
最後は、キレキレのカットインでDFアイメリク・ラポルテをかわすと、エリア外からの強烈なシュートでネットを揺らした。
さらに、42分、MFエドゥアルド・カマヴィンガがクロスに頭で合わせて追加点を記録している。
すると、59分、マドリーのエースが圧巻のスーパーゴールでダメ押しとなる3点目を決めた。
ペナルティエリア手前の位置でDFアルバロ・カレーラスからのパスを受けたエムバペは、ゴール前の状況を確認しながら右足でボールの位置を調整する。
DFが寄せてこないのを見たエムバペは、やや距離がある位置から右足を振り抜き、ゴール右下隅に叩き込んだ。
GKウナイ・シモンも懸命に飛びついていたものの、“ここしかない”というコースにコントロールされたエムバペのシュートには触れることもできなかった。
そのまま試合は終了し、3-0でマドリーが勝利している。