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クビ目前!? 欧州、解任ギリギリの監督5人。年越しまで持つ? ピンチに陥っているのは?

シリーズ:解任ギリギリの監督 text by 編集部 photo by Getty Images


ザンクトパウリを率いるアレクサンダー・ブレシン監督【写真:Getty Images】



 欧州各国リーグで2025/26シーズンが開幕してからおよそ4ヶ月あまりが経過した。チームを立て直すキッカケとなる冬の移籍市場の開幕が迫る中で、成績が伴っていないクラブでは監督の解任が続々と進んでいる。今回は、思うような結果が出ず苦しみ、解任の噂が出ている監督を紹介する。(成績は12月4日現在)[3/5ページ]
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アレクサンダー・ブレシン(ザンクトパウリ)

ザンクトパウリ監督アレクサンダー・ブレシン
【写真:Getty Images】

生年月日:1973年5月28日
今季リーグ戦成績:12試合2勝1分9敗(17位)



 ブンデスリーガのクラブが続々と監督交代を行っている。

 エリック・テン・ハフを解任したレヴァークーゼンやジェラルド・セオアネを解任したボルシア・メンヒェングラートバッハは大きく立て直すことに成功した。

 直近では12月1日に14位のアウクスブルクがサンドロ・ヴァーグナー、12月3日に最下位マインツがボー・ヘリクセンを解任している。

 間もなくブンデスリーガがウィンターブレイクに入る状況で、各クラブが残留に向けて重要な決断を行った。

 その一方で、成績不振が続きながらも監督交代を行っていないのが、降格圏に沈む17位ザンクトパウリだ。

 現ブライトンを率いるファビアン・ヒュルツェラーが2024年夏に引き抜かれたことに伴い新監督に招聘したアレクサンダー・ブレシンは、昨シーズンに昇格組のザンクトパウリを14位で残留に導いた。

 長らく2部に沈んでいたチームに堅守を植え付け、粘り強い守備で勝ち点を着々と積み上げた手腕は高く評価されていた。

 しかし、今シーズンはすでに限界を超えているように映る。

 開幕3試合を2勝1分という好スタートを切ることに成功したが、第4節シュツットガルト戦からは悪夢のリーグ戦9連敗が続いている。



 昨季から課題だった得点力はリーグワーストであり、肝心な守備にも綻びが見え始めている。

 他クラブの動向を見ると、大きな決断を下さなければいけないフェーズに差し掛かっているかもしれない。

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