RCDマジョルカのハゴバ・アラサテ監督は現地時間4日、レアル・オビエド戦の前日会見に出席し、浅野拓磨について言及した。スペインメディア『futbolfantasy』が、同日に伝えている。直近のカップ戦で浅野は躍動。徐々にコンディションを上げてきている。
——————————
ハゴバ・アラサテ監督が浅野拓磨について言及
コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)2回戦が2日に行われ、マジョルカはヌマンシア(4部)と敵地で対戦。
浅野は、9月28日の今季初得点を挙げたアラベス戦以来のスタメン入りを果たした。
最前線の位置でプレーした31歳は、見事なドリブルからのパスで先制点をアシスト。
さらに、2-1でマジョルカがリードして迎えた64分には、相手に倒されてPKを獲得すると、これをアブドン・プラツが冷静に沈め、チームの3-2の勝利に貢献した。
アラベス戦で左ハムストリングを負傷し、10月末に復帰した浅野。その後は、途中出場が続いていた中、格下相手ではあったものの、スタメンでのプレーでキレのある動きを披露した。
アラサテ監督は、調子を上げてきた浅野について言及。
「ケガから復帰して、みんなが望むアサノの姿がまた見られているので嬉しいよ。あの抜け出し、あの裏への飛び出し…ただ、確かに決定力という点ではまだ噛み合っていない。
この前の試合では、アシストをして、PKも獲得して、とても重要な役割を果たした。相手にとっては本当に厄介な存在だったと思うよ」
さらに、「でも、決定的な場面を何度か外してしまったのも事実だ。そうなると、選手としては、どうしても少し自信を失ってしまうものだ」とコメント。
「だけど、そのために僕たちがいるんだ。練習からしっかり励まして、また自信を取り戻していけるように支えていく」とサポートを強調した。
最後に、アラサテ監督は浅野の今後の活躍に期待を込めた。
「もう良くなってきているし、状態もいいと感じているよ。何より、ケガを完全に乗り越えたことが一番大事だ。そこから先に関しては、きっと良いことが待っていると思っている」
マジョルカの次節は日本時間6日、ラ・リーガ15節でレアル・オビエドと敵地で対戦する。
【関連記事】
【写真】欧州日本人選手、高額年俸ランキング1〜10位 2025年最新版
使いません!? 日本人選手を干した名監督6人
どうして…。20代で引退した日本の超才能6人
【了】
