リーズ・ユナイテッドMF田中碧【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグ第15節、リーズ・ユナイテッド対リヴァプールの試合が現地時間6日に行われ、3-3の引き分けに終わった。この試合では、リーズに所属するサッカー日本代表MF田中碧が試合終了間際に貴重な同点ゴールを決めて、チームに勝ち点「1」をもたらしている。
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リーズMF田中碧のゴールが最高
前節、チェルシーに勝利したリーズがホームにリヴァプールを迎えた一戦。
48分、50分とリヴァプールFWヒューゴ・エキチケが立て続けにゴールを決めて、リーズは2点を追いかける展開となる。
迎えた65分、田中はMFイリア・グルエフに代わってピッチに立った。
すると、73分、PKを獲得したリーズは、FWドミニク・キャルバート=ルーウィンがこれを冷静に沈めて、1点を返すことに成功。さらに、直後の75分にはMFアントン・シュタッハが同点ゴールを決めて、試合を振り出しに戻した。
しかし、80分、MFソボスライ・ドミニクに勝ち越し弾を許してしまい、再びリーズが1点を追いかける展開となる。
そのまま試合終了を迎えるかと思われた後半アディショナルタイム、日本代表MFがスタジアムを揺らした。
コーナーキックのボールがファーサイドに流れてしまったものの、その場所にはフリーの田中が待ち受けていた。
田中は、豪快な左足ボレーで叩き込み、リーズが土壇場で3-3としている。
そのまま試合は終了し、リーズが土壇場で貴重な勝ち点「1」を手にした。