田中碧【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグ第15節、リーズ・ユナイテッド対リヴァプールの試合が現地時間6日に行われ、3-3の引き分けに終わった。英メディア『LEEDS UNITED NEWS』は同日に、試合終了間際に貴重な同点ゴールを決めたリーズに所属するサッカー日本代表MF田中碧のパフォーマンスについて評価している。
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リーズMF田中碧。現地メディアの評価は?
前節のチェルシー戦では、見事なミドルシュートでプレミア初ゴールを記録した田中。
リヴァプールをホームに迎えた一戦では、ベンチからのスタートとなった。
1点を追いかける展開で迎えた後半アディショナルタイム、途中出場した田中がチームを救う。
コーナーキックのチャンスを得たリーズは、キッカーの結果ボールがファーサイドへと流れてしまう。
しかし、ファーサイドでフリーになっていた田中は、左足で豪快なボレーを突き刺し、リーズが土壇場で追いつくことに成功した。
同メディアは、「チェルシー戦で素晴らしいパフォーマンスを見せた田中がベンチスタートとなったことにファンは落胆した」と前置きした上で、「指揮官は田中を休ませることを選択したが、試合を決定づける活躍を見せた。96分には見事なフィニッシュで勝ち点“1”を奪い、ヒーローとなった」と絶賛し、チーム2位タイとなる「7」の高評価をつけている。
英メディア『LeedsLive』は、「中盤から創造性と積極的なプレーを見せた。冷静沈着な動きでゴールを決めている」と、この試合での田中のパフォーマンスを絶賛しつつ、チーム最高評価となる「9」としていた。