フェイエノールトFW上田綺世【写真:Getty Images】
オランダ・エールディヴィジ第15節、フェイエノールト対PECズヴォレの試合が現地時間6日に行われ、フェイエノールトが6-1で勝利した。オランダメディア『1909.NL』は同日に、この試合で4ゴールと大活躍したフェイエノールトに所属するサッカー日本代表FW上田綺世を絶賛している。
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フェイエノールトFW上田綺世のゴールを蘭メディアが絶賛
日本代表DF渡辺剛、上田が揃ってスタメンに名を連ねた一戦。
11分、上田は、味方のクロスに頭で合わせて貴重な先制点を記録する。
さらに20分には、MFクインテン・ティンバーのパスに合わせて抜け出すと、そのままボックス内に侵入し2点目を決めた。
37分には、上田の獲得したPKをティンバーが冷静に沈めて、ホームチームが3-0とする。
迎えた42分、現地も絶賛した得点で上田がハットトリックを達成した。
左サイドでボールを持ったDFハイス・スマルがゴール前にクロスを送ると、上田はやや距離のある位置からヘディングでゴール左隅の絶妙なコースに流し込み、ネットを揺らしている。
同メディアは、「ハーフタイム直前、この夜最高の得点が生まれた。スマルの鮮やかなクロスが上田の元へ渡る。
上田はそこから絶妙なヘディングシュートでゴール隅へ突き刺し、ハットトリックを達成した」と、技ありヘディング弾を記録した上田を絶賛した。
結局、上田は55分にもゴールを決めて、フェイエノールトは6-1でズヴォレに勝利している。
記事では、「この試合で4点目を挙げた上田は、この得点によって歴史に名を刻んだ。
フェイエノールトの選手としてエールディヴィジの1試合で4得点を挙げたのは、2011年のジョルジニオ・ワイナルドゥム以来となる」と、上田が達成した記録についても言及している。