ジェフユナイテッド市原・千葉は7日、明治安田J1昇格プレーオフ(PO)2025準決勝でRB大宮アルディージャと対戦し、4-3の勝利を収めた。この日がトップチームデビューとなった千葉の17歳MF姫野誠が同点ゴールを決めて、チームの勝利に大きく貢献している。
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姫野誠がデビュー戦で同点弾
年間順位3位の千葉はホームで年間順位6位の大宮と対戦し、20分に市原吏音の折り返しを泉柊椰が合わせられて、先制点を献上する。
続く32分に追加点を奪われると、後半開始早々の48分には、コーナーキックからアルトゥール・シルバに得点を挙げられ、痛恨の3失点。
しかし、ここから千葉が反撃に出る。
71分、エドゥアルドの浮き球のパスに反応したカルリーニョス・ジュニオが豪快に決めて、1点を返す。
続く77分、こぼれ球に反応したエドゥアルドが強烈な一撃でゴールに突き刺した。
同点にすれば、年間順位で上位の千葉が有利になる状況で、途中出場でこの日がデビュー戦となった姫野がスーパーゴールを決める。
83分、米倉恒貴のパスに反応した姫野がペナルティエリア内へ侵入し、ループシュートでネットを揺らした。
芸術的なループで決め、17歳のMFが大仕事をやってのけた。
姫野の鮮烈デビュー弾で同点とした千葉は87分に河野貴志がコーナーキックからヘディングシュートを叩き込み、逆転に成功。
試合はこのまま終了し、千葉が大逆転劇で決勝進出となった。
