徳島ヴォルティスは7日、明治安田J1昇格プレーオフ2025 準決勝でジュビロ磐田とホームで対戦。1-1の引き分けで終え、決勝へと駒を進めた。この試合で値千金の同点ゴールを奪ったのが、FWトニー・アンデルソン。魂のこもった見事な一撃だった。
——————————
トニー・アンデルソンが同点弾!
今季のJ2リーグで4位となった徳島が、5位でフィニッシュした磐田を「鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム」に迎えた。
ホームチームは、序盤から試合を優位に進めていたものの、24分に佐藤凌我にゴールを許し、1点ビハインドのまま終盤へ。
それでも82分、27歳のブラジル人ストライカーが徳島を救う。
途中出場の柳澤亘が、右サイド高い位置でボールを受けると、対応にきたDFのタイミングをずらして柔らかいクロスを供給。
これをトニー・アンデルソンがヘディングで流し込み、ゴールネットを揺らした。
体幹の強さと高さを見せつけた、ストライカーらしい一撃だった。
このゴールで追いついた徳島は、このまま試合を終わらせることに成功。引き分け以上で勝ち上がりが決まるレギュレーションにより、決勝へと駒を進めた。
増田功作監督率いるチームは13日の決勝で、RB大宮アルディージャに4-3の劇的な逆転勝ちを収めたジェフユナイテッド千葉とJ1昇格をかけて対戦する。
