レイラック滋賀FCは7日、J3・JFL入れ替え戦・第1戦でアスルクラロ沼津とホームで対戦。3-2の勝利を収めた。この試合では、三宅海斗が決勝弾をマーク。その得点は、得意の左足で豪快にねじ込んだ見事なゴールだった。
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三宅海斗が決勝弾!
JFLを2位でフィニッシュした滋賀が、本拠地「平和堂HATOスタジアム」にJ3を20位で終えた沼津を迎えた。
ホームチームは3分に西山大雅のゴールで先制に成功したが、10分後にゴールを許し、同点に追いつかれる。
それでも23分にCKからロメロ・フランクがヘディングでネットを揺らし、2-1でリードしたまま前半を折り返す。
しかし、74分に川又堅碁にゴールを奪われ、再び試合を振り出しに戻されてしまう。
滋賀にとっては嫌な展開になったが、高校時代には東福岡の第94回全国高校サッカー選手権の優勝メンバーとして名を馳せたアタッカーが、大仕事をやってのける。
81分、人見拓哉がボックス内で放ったシュートはGKに阻まれてしまったものの、こぼれ球にいち早く反応した三宅が左足で押し込んで、貴重な勝ち越しゴールをもたらした。
28歳のアタッカーが、途中出場から10分弱で大きな得点を挙げてみせた。
このゴールが決勝点となり、滋賀が3-2で勝利。県内初のJクラブ誕生へ弾みをつけた。
第2戦は14日、沼津のホームで14時から行われる。
