フェイエノールトは6日、エールディヴィジ15節でPECズヴォレをホームに迎え、6-1で大勝した。この試合では、サッカー日本代表FW上田綺世が4ゴールを奪う大活躍。クラブは7日、上田の全4得点をピッチレベルから収めた映像を公式Xに投稿している。
——————————
フェイエノールトが臨場感溢れる映像を公開
公式戦3戦連発を狙う上田は、この試合でもスタメンでプレー。
背番号「9」は11分、チームに先制点をもたらす。
ゴンサロ・ボルジェスがフェイントを交えたドリブルから左サイドを突破すると、左足でクロス。
これをゴール正面で待ち構えていた上田が頭で叩き込み、ホームチームが先制に成功する。
さらに、27歳の日本人ストライカーは、20分にもゴールネットを揺らす。
相手DFの背後でクインテン・ティンバーからのパスを足元で受けた上田は、2タッチ目で一気に加速。
ゴール前まで侵入すると、右足で倒れこみながらニアを射抜き、この日2点目をマークした。
さらに37分には、上田がPKを獲得すると、このチャンスをティンバーが沈めて、3点差に。
このまま前半は終了するかに思われたが、42分にも上田が魅せる。
左サイドからハイス・スマルが放ったアーリークロスを難しい体勢からヘディングでゴール左隅に流し込み、前半だけでハットトリックを達成した。
これだけでは終わらない。
上田は55分にも、CKからヘディングシュートを叩き込み、この試合4点目を記録。
リーグ戦での得点数を「18」に伸ばした日本代表のエースは、70分にスタジアムに駆け付けた観客の拍手と共にピッチを後にした。
クラブが公式Xに投稿した映像では、ズヴォレのゴールライン裏から上田の4ゴールを捉えている。
得点の瞬間だけでなく、ゴール直後の上田の表情などがわかる臨場感溢れる動画となっている。
フェイエノールトの次節は11日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)・リーグフェーズ第6節で、FCSB(ルーマニア)と敵地で対戦する。
