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ヤバすぎる…W杯史上最恐の「死の組」5選。サッカー日本代表も渦中に?優勝候補の敗退も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images
FIFAワールドカップ「死の組」
FIFAワールドカップ史上最悪の「死の組」とは【写真:Getty Images】



 FIFAワールドカップ(W杯)2026の組み合わせ抽選会が現地時間5日に行われた。4年に1度の大舞台では、毎回のように「死の組」が誕生しており、今回もフランス、セネガル、ノルウェーという、実力的には拮抗したチームが同じグループに入った。では、過去の大会で最も強烈だった「死の組」はどこか。5選を紹介する。[2/5ページ]
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日韓W杯(2002)のグループF

イングランド代表MFデビッド・ベッカム
イングランド代表のデビッド・ベッカム【写真:Getty Images】

代表チーム:アルゼンチン、ナイジェリア、イングランド、スウェーデン



 FIFAワールドカップ(W杯)日韓大会のグループFは、大会前の下馬評から実際の結果まで、「死の組」と呼ぶに相応しい組み合わせだった。

 W杯優勝経験のあるアルゼンチン代表は、マルセロ・ビエルサ監督の下で優勝候補の一角に名を連ねていた。

 ガブリエル・バティストゥータやエルナン・クレスポら強力FW陣のクオリティは大会屈指だったはずだ。

 同じくW杯優勝経験のあるイングランド代表は、若かりしデビッド・ベッカムに大注目が集まるチームだった。

 マイケル・オーウェンとエミール・ヘスキーというリヴァプールの2トップを代表チームでも再現。彼らとベッカムやポール・スコールズらマンチェスター・ユナイテッドの中心選手たちの豪華共演が実現した。

 スウェーデン代表は上記の2ヶ国との比較では総合力が劣るが、ヘンリク・ラーションとフレドリック・ユングベリというワールドクラスのスターが最前線に君臨。

 ナイジェリア代表にもオーガスティン・オコチャが名を連ねており、どのチームにもストロングポイントがある組み合わせだった。



 大会が開幕すると、グループリーグの6試合中3試合がドローという熾烈な展開に。勝敗が決した試合もすべて1点差と、戦力が拮抗したグループだった。

 結果は勝ち点5を獲得したスウェーデン代表とイングランド代表が決勝トーナメントに進出。優勝候補のアルゼンチン代表は勝ち点4で両チームに及ばず、まさかのグループリーグ敗退となった。

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