ロイヤル・アントワープでプレーするサッカー日本代表GK野沢大志ブランドンが、ビッグセーブを連発し、チームをクリーンシートでの勝利に導いた。中でも、試合終了間際のシュートストップは、圧巻だった。
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野沢大志ブランドンが圧巻のパフォーマンス
前節は、強敵クラブ・ブルッヘを敵地で1-0で下したアントワープ。
連勝を目指すチームは、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第17節でホームにKRCヘンクを迎えた。
ホームチームは、8分と14分に立て続けにゴールを奪い、2点のリードを得る。
その後はヘンクの韓国代表FWオ・ヒョンギュらに何度もシュートを打たれたが、22歳の日本人GKが見事なセーブで立ちはだかる。
野沢の活躍もあり、アウェイチームにゴールを許さずに試合を進めたアントワープは、56分にダメ押し弾を奪い、終盤へ。
すると、89分にピンチを迎えたホームチームだったが、野沢が魅せる。
CKからのこぼれ球を拾われたアントワープは、イラ・ソルにボックス外から強烈なシュートを放たれてしまう。
ゴール左隅の際どいコースへのシュートだったが、野沢が横っ飛びでセーブ。
素早い反応と軽やかな身のこなしで防いだ、圧巻のスーパーセーブだった。
野沢の見事なパフォーマンスで、リーグ戦2試合連続でクリーンシートで終えたアントワープは2連勝。17試合を消化した時点で、10位に位置している。
